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2009年8月

2009.08.15

博愛ワインスピリット

ワイン、飲むばっかりで、名前とかを覚えられないと、 エバることでもないのにわたしは日頃から豪語している

安くても高くてもフランスでもカリフォルニアでも(インドワインは飲んだことが無い)ボーダレスにたいていなんでも飲む  できるだけこだわりを持たず自由なスピリットで っていうか、ぐにゃんぐにゃんに柔軟性を持ってワインを飲んでいる

夫は銘柄とかぶどうの品種とかをすぐに覚えられる人で、人に何かの機会で高いワインなんかをご馳走してもらった時なんかもちゃんと名前とかを覚えている  なので夫はワインショップとかへ行くと、2時間くらい平気で高いワインコーナーで昆虫博士のようになっている  わたしはどっちかというと、うちの家のワインの消費量が異様に多いので、家飲み用の1000円台の美味しいデイリーワインを探すのが好きだ  フランスとか行くとワインは安くて美味しいのがたくさんあるけれど、日本では安さに負けて買ったりすると超超不味くてくやしくなることがけっこうある 安くても不味いワインは飲みたくないので、安くても美味しいワインに当たったりすると、妙な執着心を発揮して覚えようとする。。。

よく行くスペインバルで、5回ぐらい行って、5回とも同じワインを飲んで、5回とも「このワイン美味しい!名前を覚えよう」と思ったワインがある (4回は同じことを思ったので、4回とも名前は覚えられていない) さすがに5回目は覚えた というか、スペイン人みたいなラテンなオーナーに教えてもらったのだ この間行った時は、ちょうどそのワインのインポーターの人がお店に飲みに来ていたので、直接家に届けてもらえるようにずうずうしく頼んだ あんまりワインショップとかで見かけず買えないのでうれしい

やっと覚えた「リオハ・ヴェガ」Photo

あと、安いのにまあまあ美味しくてリピート率が高いのは、普通にスーパーとかに売っている698円のチリのFRONTELAのシャルドネの白  夫に料理用に安い白ワインを買ってきてと頼まれ、買ってきてちょっと味見しようと思って飲んだら結構美味しくて、そのまま二人で飲んでしまったことがある 冷やして飲むとふつうに美味しくて、それからはワイン飢えした時用の常備ワインになっている このFRONTELAの赤もまあまあイケた

あと、昔はCDのジャケ買いのような感じで、ラベルのデザインだけで選ぶラベル買いをしたこともあったが、ラベルのデザインが可愛いのは多くの確立で美味しくないものが多かった だから今はラベルのデザインのみだけ見て買うことはもうしないが、この間、けっこうラベルも可愛くて、中身も美味しいワインがあった  コルクも蛍光の黄緑で、マリアージュ的なおじさんには受けがよくなさそうな外見だけど、美味しくて可愛い↓

            

Le Temps des Gitans 0011_002                                             黄緑のコルク 0012_002

わたしはワインが大好きだが、下戸というワケではないのでけっこう酔っ払う 体調によっては気持ち悪くなってしまうときも時々あって、頻繁に迷惑をかける人もいる   でも時~々高いワインを飲む機会があったりして、そういう時いつも思うのは美味しくて質の良いワインは(そういうのは大体値段が高い)、いくら飲んでも悪酔いしない  安いワインで亜硫酸とかが多く入ってるやつとか、加糖されているやつとかはけっこう次の日に残りやすかったりする

でもまあ高いワインは博士にまかせるとして、わたしは、嗅覚と覚えられない頭をフル回転させて、時々悪酔いしながらまだまだグットコストパフォーマンスのワインを探します

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2009.08.05

女優の色

1年前までわたしはアパレルの仕事に携わっていた そのころパリのモードの世界の魅力にどっぷりはまり、実際にパリコレにも行き、リアルプラダを着た悪魔のごとく女社長の下、吹き飛ばされないようにとモードの裾を必死にしがみつかみながら働いていた  ラグジュアリーブランドでのトータルコーディネート、腰の重みでバランスをとるパンツの履き方、徹底して形にはめ込んだ先のお洒落とか、 その時に学んだ洋服の着方は自分自身のそれまでのコーディネートの枠を超えて刺激的なものだった  アパレルの仕事に就くまでは、もともと音楽やら男の人にすぐに影響を受けるタイプだったのでいろんな格好をしていた 綺麗な色のコーディネートが大好きだったのでかなり色押しのコーディネートが多かった

でもアパレルに就いていた頃は、それまでほとんど着ることがなかった黒一色になり、仕事でもプライベートでもほとんど黒になった  初めて黒のコーディネートの楽しさを知り、たまに色を着ることがあっても黒を基調に差し色をするだけで、モードの世界を楽しんでいた  

それから仕事を離れ、なぜか黒一色のコーディネートをあまりしなくなった 単なる反動っていえば王道な反動なわけで  まあきっかけは美輪さまの一言だったんだけど(笑)  今はこれでもかってほどの色×色のコーディネートとかヴィンテージの淡い色目だとか大好きで 時々熱帯魚みたいになりそうで自分でもコワイけど

それでこの間仕事場で、いつもわたしの服のコーディネートを楽しんでくれている女の人がいるんだけれど、その人が 「黒って色は女優の色なんだよね 女優が1番映える色だっていうんだよね」と言った   ああ、そうか だからかもしれない 1年前まであんなに必死に着ていた黒は、そういう色かもしれない だからあんなに毎日着ていたのにいつもどこかに今ひとつ着こなせていない感があって、それがくやしくてくやしくてまた黒を着ていた  その理由が、その人の何気ないその言葉を聞いて今、少しわかったかもしれない

この熱帯魚な気分を過ぎると、もしかしたら前よりかまたもう少し黒が似合うようになれるかもしれない    それから、あんまり綺麗じゃない無彩色の日本の都会の町並みでは、色を着たほうがバランスがとれるのかもしれないと思う  逆にヨーロッパの町並みは黒がよく映えそうで、パリに行ったら黒の着こなしの幅がまた広がりそうで、なんだか楽しみになってきた

いつかモノトーンの着こなしに色彩を感じさせられるような着こなしができるようになりたいと思う

ちなみに、この間知り合いのMさんが経営するエステ主催のパーティに誘われ、今回もE姉&M兄と一緒に参加   会場の前で会うなり、E&Mはわたしに向かって声を揃えて、「それで電車に乗ってきた?!」と、二人にだけは言われたくないと思うほどいつも派手な夫婦に言われた  パーティは、 昼間は鍼灸師、夜はラテンバンドのベーシストという謎のY先生のナイスなベースラインが響くジャズやサルサが流れるアットホームな素敵なパーティで、途中みんなで写真を撮って遊んでいた  その時、E姉が「あんたおかまみたいじゃない?」 とわたしに  たしかに黄緑の柄のドレスを来てピンクの花と紫の羽根をつけてフラッシュを浴びるわたしはおかまみたい   熱帯魚でもコワイのに、女のくせにおかまはいやだ  もうそろそろ、黒着ようかな...

          その時の写真→Photo_2 

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2009.08.04

金髪のボンクラ

今、フランス語を勉強しています

始まりは、何の意味もなく なんとなくフランス語を習ってみたくなったから という理由で通い始めたが、結局フランス行きが決まり、今は必要に迫られながら勉強している   フランス語と言えばパリでルーブルに行く途中どんくさくも道に迷い、道行く人に行き方を聞くが、ルーブルのRの発音が通じず、地図も持たずだったので1時間半も歩き回ったという苦い思い出があるぐらいで  今までまったくフランス語なんて関わりゼロだったわたしは、超初心者でのスタート  

フランス語独特のRの発音  最初のうち張り切ってのどを鳴らしていたら、夫に、ちょっとわざとらしいよと指摘を受け(彼は日常会話程度なら話せる くやしい) 、 フランス人の先生に聞いてみたら 「最初のうちはわざとらしくても仕方ないよ」 と言われた やり過ぎだったんだと気付く  それからはよりナチュラルなRの発音を目指して奮闘中

そしてこの間、年が近いフランス人のメンズと知り合いになった   彼は、日本人とフランス人のハーフの可愛いくてたのもしい奥さんと夫婦二人で日本に滞在している  そして、彼も日本語カタコト、わたしもフランス語カタコトなので、お互いに言葉を教え合いをする ”エシャンジェ” をすることになった

いやー改めて思う 日本語ってムズかしい  よくもまあこんなややこしい言葉をわたしたちは喋ってる 結局言葉って体で覚えるのが一番早いのかなって思ってしまう 金髪でまつ毛の長い男子ががんばって漢字とかを書いているのを見ると、よくやるなーってホントに思う

ちなみに彼は、わたしのフランス人のイメージとは裏腹に、待ち合わせ時間前にはちゃんと約束の場所に着いているし(どちらかというとっていうか、いつもわたしの方が遅い)、けっこう律儀だったりする

でもこの間、いつものように待ち合わせ場所で待っていたら15分たっても来ない  結局その日は連絡もなくすっぽかしをくらったので、腹を立ててメールを打った 怒りながらメールを送りながらも、半分 お~これでこそフランス人!などとちょっとうれしがって(?)いたら、その夜彼からメールが返ってきた   「ごめんね!ごめんね!忘れていました!ほんとに僕はボンクラです!」 

どこで誰が教えての ”ボンクラ” ?   ちっちゃい顔の美形のフランス人から来た思わぬ日本語は、面白くて 許すしかない  それにしても教えた人はどんなニュアンスで伝えたんだろうか? フランス語にもボンクラ系の言葉があるのかな  勉強しないといけない

まあすっぽかしを許したかわりに、わたしの中でもう彼のあだ名は決まってしまった☆

                    Photo

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2009.08.02

ディープ高松

先日だんなさんと、わたしの叔母と叔父の住む香川県の高松へ遊びに行った

叔母の家の目前が海ということで、はりきって水着を入れて3時間半のバスの旅  前の夜も二人でワインを飲み明かして2時間睡眠のくせに 寝ればいいのに結局行きのバスでも3時間遊んでしまうヤングなわたしたち...

二日酔いなのかバス酔いなのかよくわからない頭のぐるぐるとともに降り立ったバス停で、 外人か!?というテンションの、叔母、前のりで到着しているわたしの母、祖母の3人に迎えられ抱擁をうけるわたしの夫   思えばここからディープ高松の始まりか...わたしの頭痛はディープな世界へ突入のサインだったのかも

そして香川!うどん!!ってことでそのあとすぐに入ったうどん屋が超ーまずく、これではだめだということで食べ直しってことに  うどんツアーでもないのにうどんハシゴだ

それから、なぜか叔母には高松にファンクラブがあるというので、その叔母のファンクラブ代表のおじさんの案内で、ディナーもうどん  確かにコシがあって美味しいんだけど、みんなの残飯処理をかって出た夫は、もううどんはいらないとつぶやいていた

そんな感じで、高松での夜は終わりかなと思っていたら、大間違い!

その叔母のファンクラブがわたしたち家族のために集まってくれているとのこと  半ば強制的に連れてこられた、そこは鏡張りのダンスフロアにカラオケが設置されている、「カラオケ&ダンス・サンバ」...

そしてそこに続々と集まるファンクラブの面々は平均年齢70歳    ちょっと場の雰囲気に圧倒されつつソファに座っていると、手が差し伸べられた   わたしの昔からの夢・超憧れは、「ミラーボウルが光るダンスフロアで素敵なムッシュに ”Shall we dance?” と誘われ踊ること」だ  でもその差し伸べられた手はムッシュはムッシュでも、頭巾みたいなものをかぶったヴィエイユ(老人)な手...「踊ってみなさい、廻してあげるから」

いや、ヴィエイユでもなんでもムッシュはムッシュだ!こうなったら楽しむしかない!ってことで 誘いにのった  ちらっと見ると、夫は夫でうちのママと踊っている

歌のうまい謎の叔母さんが歌う ”想い出のサンフランシスコ” に合わせて踊る祖母のダンスがけっこううまいことを知り、ファンクラブの面々が入れ代わり立ち代わりで歌うルンバだとかサンバだとか演歌(!)に合わせてくるくる廻っているうちに、ディープな世界はより濃さを増していく

そしてついにわたしたち家族は、夫の歌うゴールドフィンガー’99に合わせてダンスホールの真ん中で踊り狂った  叔父は真ん中でくるくる廻っていた  マイケルジャクソンではなく、夫の歌う ヒロミ郷 で     そして振り付きで歌い上げた宝塚のテーマの叔母のワンマンショーでフィナーレかと思いきや、 謎のおばさんが河内音頭なんかを歌い始めたもんだから、さあ大変!   サンバな(?)ダンスフロアは突如侵入してきたわたしたち大阪ファミリーにより盆踊り化してしまい、完璧に踊る祖母を先頭に河内音頭が練り踊られた

そこは世にも不思議な空間となり、千と千尋の神隠しに迷い込んだのかとマジで思った

そんなディープな夜を過ごした、うどんとビールとサンバな高松   夫の仕事の都合もあったので、1泊のみの滞在だったが、それはそれは濃いー濃いートリップだった

わたしは高松に行く前の3日間ぐらい、渡仏準備やらなんやらで、いつもの ”なんとなく落ち込む少し暗い気分” が続いていたのだが、このディープな高松を終え家に戻ってきたら、ふっと気分が戻っており、逆に爽快!って感じになっていた  なぜか...    それを夫に話したところ、「俺も実はそう!」と... 彼がそんなに落ち込んでいた気配などなかったように思うのだが、それはいいとして     どう考えても二人して気分の回復ができたのは、あのディープ高松のおかげなのは明らかだ   ますます謎だ  ディープ高松

       Dsc03878

           ↑夫の歌う郷ヒロミで

           0045_003

             ↑完璧な振り付けの祖母の河内音頭

   

    

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