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2009.08.05

女優の色

1年前までわたしはアパレルの仕事に携わっていた そのころパリのモードの世界の魅力にどっぷりはまり、実際にパリコレにも行き、リアルプラダを着た悪魔のごとく女社長の下、吹き飛ばされないようにとモードの裾を必死にしがみつかみながら働いていた  ラグジュアリーブランドでのトータルコーディネート、腰の重みでバランスをとるパンツの履き方、徹底して形にはめ込んだ先のお洒落とか、 その時に学んだ洋服の着方は自分自身のそれまでのコーディネートの枠を超えて刺激的なものだった  アパレルの仕事に就くまでは、もともと音楽やら男の人にすぐに影響を受けるタイプだったのでいろんな格好をしていた 綺麗な色のコーディネートが大好きだったのでかなり色押しのコーディネートが多かった

でもアパレルに就いていた頃は、それまでほとんど着ることがなかった黒一色になり、仕事でもプライベートでもほとんど黒になった  初めて黒のコーディネートの楽しさを知り、たまに色を着ることがあっても黒を基調に差し色をするだけで、モードの世界を楽しんでいた  

それから仕事を離れ、なぜか黒一色のコーディネートをあまりしなくなった 単なる反動っていえば王道な反動なわけで  まあきっかけは美輪さまの一言だったんだけど(笑)  今はこれでもかってほどの色×色のコーディネートとかヴィンテージの淡い色目だとか大好きで 時々熱帯魚みたいになりそうで自分でもコワイけど

それでこの間仕事場で、いつもわたしの服のコーディネートを楽しんでくれている女の人がいるんだけれど、その人が 「黒って色は女優の色なんだよね 女優が1番映える色だっていうんだよね」と言った   ああ、そうか だからかもしれない 1年前まであんなに必死に着ていた黒は、そういう色かもしれない だからあんなに毎日着ていたのにいつもどこかに今ひとつ着こなせていない感があって、それがくやしくてくやしくてまた黒を着ていた  その理由が、その人の何気ないその言葉を聞いて今、少しわかったかもしれない

この熱帯魚な気分を過ぎると、もしかしたら前よりかまたもう少し黒が似合うようになれるかもしれない    それから、あんまり綺麗じゃない無彩色の日本の都会の町並みでは、色を着たほうがバランスがとれるのかもしれないと思う  逆にヨーロッパの町並みは黒がよく映えそうで、パリに行ったら黒の着こなしの幅がまた広がりそうで、なんだか楽しみになってきた

いつかモノトーンの着こなしに色彩を感じさせられるような着こなしができるようになりたいと思う

ちなみに、この間知り合いのMさんが経営するエステ主催のパーティに誘われ、今回もE姉&M兄と一緒に参加   会場の前で会うなり、E&Mはわたしに向かって声を揃えて、「それで電車に乗ってきた?!」と、二人にだけは言われたくないと思うほどいつも派手な夫婦に言われた  パーティは、 昼間は鍼灸師、夜はラテンバンドのベーシストという謎のY先生のナイスなベースラインが響くジャズやサルサが流れるアットホームな素敵なパーティで、途中みんなで写真を撮って遊んでいた  その時、E姉が「あんたおかまみたいじゃない?」 とわたしに  たしかに黄緑の柄のドレスを来てピンクの花と紫の羽根をつけてフラッシュを浴びるわたしはおかまみたい   熱帯魚でもコワイのに、女のくせにおかまはいやだ  もうそろそろ、黒着ようかな...

          その時の写真→Photo_2 

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コメント

どこに行っても素敵と言われる二人・・・羨ましいです。

頑張ってセンス見習います。

最近は【もっとド派手に大作戦】も良いかもと考える私。

ちゃんとサポートしてねpig

投稿: romaran | 2009.09.04 04時43分

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