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2010年3月

2010.03.27

ようこそ、パリ♥

むか~し、むか~し、もう何年も前に、日本で地下鉄に乗って席に座っていた時のこと
ひとりの金髪碧眼の外人が途中の駅で乗ってきて、わたしの向かいの席に座ったことがあった  彼は座るないなや、リュックサックの中から真っ赤なりんごを取り出し、デニムでキュッキュッとりんごをこすり、そしておもむろにがぶっとかじりだした、地下鉄の中で
わたしはこれを見たとき、そんなおもむろにりんごを鞄から出してデニムでキュッキュッでカプッなんて、なんてジェームズディーンなんだと思わず吹き出しそうになってしまった

そして、今 パリ
パリは、「おもむろにりんご」どころじゃない 地下鉄で隣に座った人が「おもむろに洋ナシ」、バスで向かいの人が「おもむろにオレンジ」、この前は道を歩く人が「おもむろにマンゴ」ってのもあった フランス人の鞄は果物版メリーポピンズ

そしてこの間、フランス人のFと映画に行った時、彼は映画を食べながら食べるからとパンオ・ショコラを買い(彼はいつも小腹が空くとパン・オ・ショコラを食べる)、フランス人は映画でもパンなんだーとか思いながら別にお腹が空いていなかったわたしは何も買わずそのまま映画館に入った
そして座席に座って予告をふたりで喋りながら待っていたら、「あ、これあげるよ、食べたら?」と、
リュックからおもむろにりんごを取り出した!
わーーー ついにわたしも「おもむろに果物」の仲間入りだと、笑いそうになったが、Fはいたってふつうの行為なので、ありがたくいただくことにした
せっかくなのでとかぶりついたのはいいけど、あの静かな映画館の中で、りんごを齧る「サクッ」という自分の音が気になってしょうがなかった

というわけで、わたしもこれで「おもむろにりんご」を無事クリアしました これも一種の「Bienvenu à paris!(ようこそ、パリ)」

国鉄の中とかでは普通によく見る光景
おもむろに自転車  Dsc035991

ようこそパリといえば、
パリに住んでいながらまだすごく近くには行ったことがなかったエッフェル塔
このあいだ車でうっかり(?)足の下をくぐった
こんな真近でしかも曇り空だからなんか迫力があった

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          いろんなことろでおもむろに出会うDsc03686

今週のコレット
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2010.03.20

彼の声、彼の部屋           イヴ・サンローラン回顧展

IZISTAKESHIに、今度はサンローラン大先生
最近はいいエクスポズィション目白押し

プティ・パレで始まったサンローラン回顧展

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入り口は長蛇の列を作っていて1時間半から2時間待ち  「ボンクラージュ(がんばってねー)」の声を残して列から脱落(?)していく人達を見送りながらやっとアントレ

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年代を追って展示されたコレクションはほんとに素敵で
ヴィンテージヴィクテムの人は発作を起こしてしまうんじゃないかと思うほど

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中でも、インタビューに答えるサンローランの声が流れる暗い部屋の中でスポットライトだけを浴びるマネキンたちののドレスは、その人がつくった ということだけが浮かびあがるようで、本当に素敵だった

十分に堪能してまんぷくになったあとは中庭の廊下を散歩Sdsc035781
庭をぐるっと囲んだ廊下には開放的なカフェがある
やっと少しあったかくなって気持ちがいい
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プティパレといっても、デカいSdsc035811

それにしても、自分が死んだあとにこんなにも自分の創ったものが残っているってこと、そして続いていくってこと、それ自体がすごいなと最近なんだか特に思う

Yves Saint Laurent 40 ans de création
(de 11 Mars au 29 Août 2010)
Musée des Beaux-Arts de la ville de Paris (Petit Palais)
パリ市立美術館(プティ・パレ)

Avenue Winston Chrurchill 75008
休館日: 月曜、祝日

今週のコレット
TAO comme des garçons
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今日いつものルートに隠し小道発見Sdsc035851

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2010.03.15

コマネチ!で祝福

フランス人の友人Fとお茶をしていたら、今から映画でもどう?と誘われたので、何が見たいの?と言うと、「今日からTAKESHI KITANOの新作映画がパリで公開されるから見たいんだ 日本語だったら君も内容分かると思うし」 と言い、わたしも日本でも見ていなかったので、それなら!ということで、「Achille et la tortue (アキレスと亀)」を見に行った

映画は本当にとても良かったし、今回これをフランスで見れたことになんだか感動した
そしてパリでは、たけし師匠がフランスで芸術勲章の最高章コマンドールを受賞して、カルティエ財団現代美術館では個展も開かれて、なんだか今、北野武ブームな感じになっている 
フランスの新聞リベラシオン(Liberation)紙の一日編集長になって、10日(水)発売の新聞の一面を編集したらしい  実物を買えなかったことが残念...
http://www.liberation.fr/medias/06011741-la-une-de-takeshi-kitano-le-making-of

それにしても、ひょうきん族の時からずーっとTVで見てた日本の人がフランスで芸術勲章の最高章を受賞したなんて、なんて素敵なことなんだろうと心底思う

そして今日夫と早速カルティエ財団現代美術館まで足を伸ばして、たけし師匠の個展を見に行った
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本当に本当に素敵な個展だった
展示場に入るなり、もうみんながアーティストの世界に惹き込まれる感じで、惹き込まれるというか、自然に飲みこまれる感じになる むずかしいことより、なんというか、わくわくする
たけし師匠の個展なんて一体どんなのだろうと思っていたのだが、もうこれは”ビートたけし北野” じゃないとぜったいに作れないな!!と、本当に入って作品を見た瞬間に思った
そして展示会場全体それ自体が彼の空間で、本当に見てるうちに楽しくなってきた  夫もそうだったみたいで、周りのフランス人もみんな作品を見ながら楽しそうだった  日曜だったので子供連れが多く、子供なんて大はしゃぎだ  しかも働いている館内スタッフもみんな楽しそうだった
コメディアンで芸術家のこの日本人にしか作れない、本当にすばらしい個展だった
今回のパリをかわきりに、色んな国で展示会が開催されるみたいなので、おすすめです

              会場にもたくさん飾られてただるまDsc035541
北野武というとフランスでも本当に有名な人で、ほとんどのフランス人は知っているみたい
だけど、コメディアンのビートたけしというと、まだ知らない人もいるみたいで、このあいだわたしの知り合いがフランスのラジオを聞いていた時、番組にたけし師匠がゲストとして出演していて、司会の人が
「あなたは映画監督としてフランスでは大変有名ですが、それに比べると日本ではまだまだ知名度が低いようですね」
と言っていたらしい!!! 師匠もそれに合わせたのか答えに困ったのか
「そうですね...もっと広まるようにがんばります」
と言っていたらしい  
びっくりした  コマネチなんて日本全国どこでも通じるのに!!! 
もうこうなったらわたしもパリでフランス人相手にコマネチやるしかないのかな...よし、とりあえず手短なFから伝授していこう、コマネチ! 
と思ったりしながら、師匠がコマンドールを受賞したネットの記事とかを探して読んでいると、asahi.comの記事にこれが書いてあった!

「10日にカルティエ現代美術財団で行われた授与式後のパーティーでは、カルティエ関係者がたけしの前で「コマネチ!」とポーズを決め、祝福したという」
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201003140020.html

おーーー!!!ってかカルティエ関係者すげー(笑) と本気でひとりでつぶやいてしまった
コマネチで祝福なんてカルティエ関係者のセンス、半端なくいい感じ
というわけで、みなさん、大丈夫です  フランスでもコマネチ、通じるみたい♥

           街のキオスクの看板で見た、雑誌の表紙の広告 Sdsc034881
Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre
会期:2010年3月11日(木)〜9月12日(日)
会場:カルティエ現代美術館(パリ)
詳細:http://fondation.cartier.com/?_lang=en&small=0



今週のコレットは、ヴェルサス先生と
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ヴィクター先輩たち
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http://www.colette.fr
 



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2010.03.10

想像力を刺激するから

パリに遊びに来ていたHさんと一緒にぶらぶら二日目はパリに来たら必ず行くというベトナムレストランへ
Indochine1

日本でしかベトナム料理を食べたことないんだけれど、ホントにここのは美味しくて久しぶりにあっさりした美味しいダシの味と、パクチーのやみつき味が嬉しかった

ベトナムの帽子のかたちのmunuIndochine2
このサラダがすごくうまい!!
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ここの店員のベトナミアンたちはみんな気さくで、中でも色んな国のお札を集めている彼が日本のお札と両替をしてくれというのでHさんが1000円と替えてあげたりした  わたしがベトナムの紙幣は見たことがないというと、「じゃあこれプレゼント」 とベトナムの紙幣をくれたので、日本のお札も小銭も持ってないわたしは、悪いのでなんかないかと財布の中をかき回して、去年にひいた大吉のおみくじを見つけたのでそれと交換した おみくじの意味はさて伝わったのかどうかはなぞ...
Indochine3
これがプレゼントしてくれた5000DONG
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そしてまんぷくで店を出てバス乗ったり歩いたり、また特有の人種の変な日本人にうっかり会ってしまったりしながら、マレのパティスリーでケーキを買ってぼーっとしようかということになりセーヌに行った
その途中でパリ市庁前を通ったら、なんか人の列ができていて、中で IZIS という展覧会をしている様子

Izis2
                寒いのにタダにはよく並ぶパリの人達
Izis3
なんかよさそうなエキシヴィジョンでグラチュイ(無料)と書いてあるので見てみてみようかとなったけど
「タダでもこれだけ寒い中並んで入って、しょうもない展覧会だったりしたらなんかいやだよねー」 「誰か見た人が”良かったよ”とか言ってくれたら見たいよねー」とか勝手なことを言い合い、 パッセしてやっぱりそのままセーヌに行くことに

                    大好きなパリ市庁のライオンLe_lion_de_paris
                
                寒いけれど快晴で気持ちのいいセーヌ

La_seine
そして寒いけれど天気がいいのでお菓子を食べながらベンチに座ってると、夫婦らしき年配のフランス人が 座るベンチが空いてなかった様子で、わたしたちの隣に座らせてと半ば強引に言ってきた 
ので、4人で座りながらフランス語堪能なHさんが話しかけてお喋りをしていた
さすがフランス人のこのカップルは、二人とも一度離婚をして子持ちで、結婚はせずに一緒になったらしく合計7人も子供がいるそう  
フランスではこういう年配のカップルもそんなにめずらしくないらしい なんだかこういうのも日本とは文化が違うんだなーと改めて思う 年配でもラブラブのカップルはホントにたくさんいる
そしてパッと見るとこのカップルはIZISのポスターを持っているので、すかさず「どうだった?」と聞いてみると「C'était magnifique!!! すーごくよかったわ」 とマダムが大ゲサなアクションで空を見上げて言ったので、わたしたちは よし、それなら行こう ということになり、元来た道を戻って IZISのエキシヴィジョンへ行くことにした
Izis4
日頃はは入ることもないパリ市庁舎の中Izis6
Izis5
リトアニア出身のイジスという写真家が夢をかけたパリの モノクロームの写真たち
わたしはIZISとは何の名前なのかさえ知らず、なんにも予備知識もないまま偶然に入ったけれど、作品を見進めるうちに、この作家と同じような種類の気持ちが自分の中にもあることに気づいていった 
夢という切り取り方

偶然に前を通り、偶然に知り合った人から後押しされて入ったそのエキシヴィジョンは思いのほか素敵だった
わたしはエントランスの出口で最後、ひとつのメッセージを受け取り、エントランスをあとにしたPourquoiparis

なんだか最近、強引なかたちで自分のパリでの立ち位置みたいなものをつきつけられることが何度か続き、そしてぼんやりだけどそれがようやくわかってきて、それをうまく受けるための、パリのリズムみたいなものに身をまかせる感覚がようやく少しわかってきたような気がする 姿勢は綺麗に保ちながらゆわっと流れる感じ
そしてとにかく喋ること

Izis, le photographe rêvé de Paris
2010年1月20日〜5月29日10:00〜19:00
Hôtel de Ville – Salle St-Jean, 5 rue de Lobau 75004 Paris
休館日 : 日、祝
http://izis.paris.fr/



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2010.03.06

パリコレ真っ只中

そうそう、今はパリコレ期間中

もうアパレルから離れているわたしにとっては招待状もなくショーなんか見れないのでうっかり忘れていた  でも思い出してしまうと、やっぱ行きたくなってしまうわけで

でもそんな簡単には席なんて手に入れられないわけで まあ縁があればパリコレのはじっこでもかじることができるかなってなぐらいで仕事の帰りにブラブラしていたら、たまたま workshop の会場の前を通った  なつかしいなーとか思いながらふらっと寄ってみることに

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クラシックなスタイルのデザインが可愛かったLesie Ferré のブラウス9
時間があまりなかったので会場をぐるっと早歩きで見て回る5

古着テイストなテキスタイルにスワロフスキーがちりばめられているのが可愛かったのは SHIRI ABRAMSON というイスラエルのブランド
www.shiriabramson.co.il 6
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なんかわたしが日本人だということで突然日本語の少し話せるイスラエル人がわたしの担当になってくれて、その気さくなムッシュは
「これスワロフスキーなんだけど、とても高いから少し安い石でも同じデザインで作ってます。日本だど、うーん、スワロがひとつ50円くらいでその下の石だと20円くらいかな」
と、細かな、しかもかなりドンズバな値段を言ってきて すごくおもしろかった

そしてちょっと好みな感じのスカーフのブランドを発見
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aschoen というベルリンのブランド
www.aschoen.net
グラフィックを担当している彼女自らいろいろ巻き方を見せてくれた
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このスカーフのモチーフに使われているグラフィックのエキシビジョンがベルリンで今開かれているみたい  すごく見てみたいけど、ベルリンには今いけないな...残念 Face_to_facewww.superplan.net


そしてその足で今週のコレット
パリコレ期間中なので、店内はいつもよりも倍の人

The Selbyはストリートアートな感じがすごくよくて、本が欲しくなったLe5mar1
奥がドアになっていて、店内にいる人がうっかりそのドアを中から開けてしまうと、その人もディスプレイになってしまう仕組み  うっかりした人はみんな恥ずかしそうだった Le5mar2
そしてもうひとつは...
♥イヴ・サンローラン♥ Le5mar_ys1
やっぱり彼のコレクションは古いものでもいつも新しい刺激の中に存在するLe5mar_ys2
デッサンと生地のディスプレイLe5mar_ys3

2階は苺が×バラでバージョンアップ!もちろんサンローラン先生は新しいコレクションも素敵!
これがわたしのここ最近の苺の気分の源♥!!
Le5mar_ys4http://www.colette.fr


隣のランジェリーは真っ白な世界Cantal_thomass1
Cantal_thomass2
Cantal_thomass3

帰りにショー帰りでメイクそのままのモデルとすれ違ってしまって、やっぱショー行きたい熱がまた発熱

あ~ ショー見に行きたいな~

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2010.03.05

異国のデザイン

前世はきっと日本に住むフランス人だったんだろうとわたしが勝手に決め付けているHさんが、パリに遊びに来ているので、一緒にパリを楽しんだ

ずっと行ってみたかった5区にあるイスラムの寺院モスクへランチをしに行った
もともと中近東のモノになぜか魅かれるところがあって、モスクやカフェのデザインを見てはいちいち好みなので、嬉しがって楽しんだ
なので今回はその素敵なデザインを写真で

字体そのものが素敵なデザイン
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ぐるっと回ってサロンド・テ「Le Mosquée 」へS_dsc033821
もう少しあったかくなったら中庭が気持ちよさそうS_dsc033811
レストランのかわいい色のドアS_dsc03341
お茶する人はこっちのサロンへ通される S_dsc033441
わたしたちは食事をするので奥へ通されたけど、雰囲気はお茶だけの人のサロンの方が明るくて好みだったS_dsc033731
食事の人は奥の部屋へS_dsc033651
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人参の甘いマリネと、なすの酢漬けのサラダ  この中近東料理ならではの味付けがけっこう好み  S_dsc033531
今回は、スペシャルに肉々しいクスクスの具をチョイスして、量が多いのでふたりで取り分け  見た目によらず(?)美味しい♥ S_dsc033561
もちろん食後はミントティーS_dsc033591
デザートの焼き菓子は食べるまで味がわからないので、ひとつ選ぶのにふたりでえらい迷うS_dsc033611
ポットものデザインもかわいいS_dsc033621
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モロッコ版シャンデリアS_dsc033741

とにかくたらふく食べてまんぷくのわたしたち

やっぱり本場のモロッコ行ってみたいと、モロッコ熱が急上昇

モスクの帰りによった植物園のネックレス

Photo

帰り、Hさんが あ!っというのでその方向を見上げると、目の前にはタイダイな夕方の空
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2010.03.03

マドモワゼルの響き

また素敵な女性に出会ってしまった

運よくパリのフランス語市民講座があたったので、2月からそれに通い始めた
日本人とフランス人以外の外人と日頃触れ合うことがないので一緒のクラスになった他の外人の様子を観察するのがとてもおもしろい Rの発音はもちろん、Jの発音がどうしてもうまくできない国の人もいたりしてそうゆうのもわたしには刺激的
だけど、この市民講座は破格の授業料だけあって、受けたい人がほんとにいっぱいでわたしのクラスも30人と生徒がとっても多い  
なのでこの学校の他にもどこか自分にあったフランス語の個人レッスンに通おうと思って探すことにした

そして何個か体験レッスンを受けてみたりしていたものの、正直どんなレッスンをすればいのか迷っていた 
ひたすらフランス人の男の子と話をするだけの会話レッスンとかもあって、その時は1時間のレッスン予定がけっこうなぜか話が盛り上がり3時間とか過ぎててびっくり!ってこととかもあった それはそれで楽しいレッスンなのだけど、なぜかこれっていう決め手がみつからず、迷っていた
そんな時にたまたまインターネットで小さなアノンスを見つけて  
いまどき、インターネットのアノンスで、連絡先がメールとか携帯電話ではなく家の電話番号だったので一瞬迷ったが、なんとなく電話番号に電話をしてみた
電話先に出たその女性はとても上品な感じの声で、フランス語のアクセントなまりがある日本語を話した そしてわたしはその女性の家に話を聞きに出かけた 
もうここからはいつものわたしの、ピーンとかビンビンとかそうゆう世界なわけで  その女性のおうちにお邪魔した瞬間から、もうすぐにビシビシきた
もう、おうちの感じがいい 古いアパルトマンなのだけど、その古い建物の感じと部屋のインテリアがとてもよく合っていて、アジアの小物とか、壁にかけられている日本の花の絵とヨーロッパの古い写真とかがうまく合わせてあって本当にセンスの良い素敵な感じの空間が作られている  だけどわざとな作りこまれている感じはなく、「自分の大事な物とか好きな物を集めて飾ったらこうなった」みたいな  
それがとても心地よい感じで  
彼女は50代後半か60代くらいの日本人の女性で、本当に綺麗なフランス語を話す パリに長く住んでいるようで、時々日本語の方が出てこないこともあるくらい 
そしてもちろんその日のうちに彼女のレッスンに通うことを決めた

Mon_v1  

そして初めてのレッスンの日、彼女がわたしのためにテキストとして用意してくれたのは、ココ・シャネルの古い伝記本だった
今まで日本で、何度も読んでみようと思っては、忙しいからとか他に読みたい新作がたまってるからとかそうゆう理由で読む機会をなくしていたシャネルの本  VogueやElleやFigaroなんかでは何回も特集ページが組まれてて、新作のコレクションとかジャケットとかそういうのは目を通すけどそのデザイナーの人生についてはさらっと知っている程度で、なぜか深く手が出せないままにいて、どちらかというと目をそらしていたって感じのわたしにとってのシャネル
映画も見にいきたいと思っていたものの、ちょうど結婚式と渡仏が重なった時期の公開だったので見なかった そして今も見ていない
「ファッションが大好きなあなたにどうかしらと思って」と先生から差し出されたのは、やさしいフランス語で書かれたもの

というわけで、今、わたしはその素敵な先生のレッスンでがんばってシャネルを読んでいる いや、まだ序章すら終わってないので、「読んでいる」 とは全然言えないけれど

ココ・シャネルはいつも着飾り、いつも若若しく見えた
セシルビートンが撮ったこの有名な写真の中での彼女は何歳だと思いますか?60歳くらい?
いいえ、とんでもない、この時彼女は80歳なんですよ

っていうのは今日、本ででてきた文章↑
何回も音読を繰り返し、発音に注意しながら、意味を把握して、それをまとめて先生に伝える練習

そしてそのレッスンの帰り、わたしは夫が飲むビールが切れていたのでモノプリに寄って買って帰ることにした
夕方前でわりと早い時間だったからなのか、かなり空いていて、並ばずにレジにすすめた
そしてわたしの番が来て、ビールがレジをピッと通った瞬間、そのインド人の変な顔したおばさんが言った 
「IDを見せて」 と
思わずわたしは 「は? パードゥン?」 と聞き返す
でもその変な顔した(←しつこい)おばさんは
「だからあなたの年齢確認をするからIDを見せて」と!!! 
「はーーー?わたしのこと!?」 と言ったけど、しつこく見せろというので仕方ないのでパスポートを見せた
見る箇所がわからない様子のおばさんはモタモタし、後ろに並んでいるカッコいい黒人の男の子もモタモタおばさんに教えようとおせっかいにもわたしのパスポートを一緒に覗きこんできて 「わー!覗くなよ、変な写真なんだから!」というのと、わたしはこんなレジで年齢確認されていることにすごく腹が立った だけどきちんと伝えられるフランス語がわたしにはまだなかった 
でも本当にイライラしたので思わず 「j'ai 28ans!!!!!」 と叫んでしまった
そしたら後ろに並んでたそのかっこいい男の子も「28歳なんだ...」と声をもらしびっくりした様子で、もうわたしは なんだよ悪いのか文句あんのかよ状態
やっと生年月日を確認したおばさんはべつに謝るでもなく、取り繕うでもなく(若干気まずそうだったが)、お釣りを数えた
メルシーもオーヴァもボンジョルネも言わずビールを持ってすぐ出た
いくらわたしが童顔と言っても、こんなスーパーでビール買うのにID確認だなんてホントに情けない...べつにおばさんが悪いわけではないことは分かってるんだけど
でも、日本のレジのスーパーでビール買うのに年齢確認させられて、思わず「わたし28です!」とかって自分の年を叫んでしまったのを想像してほしい もう恥ずかしい通り越してぶるっとくるはず...
ホントこうゆう時、一言でもちゃんと気の利いた言葉をフランス語で相手に言えればいいのになって、また自分の語学力のなさに毒づいた
ってゆうか、年齢確認されたってことは、わたしは高校生に見えるのか?もしかしたら中学生かもしれない...うーん...まったく嬉しくない

このビールを買おうとしているマドモワゼルは何歳に見えますか?
18歳?13歳?
いいえ、とんでもない、インド人も黒人もびっくりの、28歳なんですよ

と、とりあえず、悔しまぎれにこんな文をちまよってフランス語で作ってみたりする

あー情けない...

街でみかけたギャラリーラファイエットのシャネルのディスプレイ
服の飾り方よりも、この香水のかたちの棚がかわいい
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Chanel2


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